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大学図書館で異臭発生!学生550人が退避 原因は「ドリアン」だった!豪州

 

 今月10日、オーストラリアの首都キャンベラにある大学図書館で異臭が発生し、学生ら550人が退避する騒動が起こったが、悪臭の原因は「果物の王様」ドリアンだったという。

 

 キャンベラ大学図書館によると、異臭騒動が起きたのは10日昼ごろ、図書館内でガス漏れのような異臭が漂ったため、館内にいた学生ら550人が6分以内で避難した。

危険物処理班も出動

 消防が駆けつけ、「HAZMAT」と呼ばれる危険物処理チームが大気のモニタリング検査を開始したが、1時間後に悪臭の正体が2階の換気口近くに備えられたゴミ箱に捨てられたドリアンだったことがわかった。

 

 図書館の建物内には、しばらくの間、「毒ガス」のような匂いが残ったが、大学図書館はFacebookに「オープンしました!不快きわまりない果物は撤去されています!」と高らかに宣言した。

 

豪州の大学図書館で2度目

 誰がドリアンをそんな場所に捨てたのかはわからないが、豪州の大学図書館で異臭騒動が起きたのは今回で2度目。昨年4月にはメルボルンのロイヤル工科大学(RMIT)でも、ドリアンの匂いがガス漏れと間違われて学生600人が緊急避難する騒動があったばかりだ。

 

「果物の王様」と呼ばれるドリアンは、長さ20〜30センチ、重さは1.5〜3キロほど。トゲだらけの殻を割ると、なかに5つほどに分かれた房があり、そのなかに黄色い果肉と種子が入っている。一般的に玉ねぎが腐ったような強烈な匂いがすると言われるが、果肉は甘味があってねっとりとしていて、舌触りはクリームチーズに似ていて、一度食べたらやみつきになると、とりこになる人も多い。

 

 原産地の東南アジアでは、国王が精力増強のために食べていた(ために「果物の王様」と呼ばれる)などという逸話があり、露天など、あちこちで売られているが、ホテルや航空機、地下鉄への持ち込みは厳重に禁止されている。2018年11月にはインドネシアの旅客機が、積み荷のドリアンが原因で出発を一時的に見合わせる騒動もあった。

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