火山

箱根山「芦ノ湖と駒ヶ岳で地震急増」噴火のおそれ 警戒レベル2へ 4年ぶり

 神奈川県の箱根山では、きのう(18日)から火山性地震が増加しており、大涌谷周辺の火口ではさかんな噴気活動が続いているとして、気象庁はきょう未明、噴火が発生するおそれがあるとして、警戒レベルを2に引き上げた。

 

  箱根山では18日午前5時ごろから芦ノ湖の西岸と駒ケ岳付近を震源とする火山性地震が増加している。今月に入ってから17日まで、1日に発生する地震の回数は、0〜4回にとどまっていたが、18日は計45回と急増(速報値)。けさは9時までに21回観測されており、8時台には体に感じる震度1が発生。

 

  地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動や低周波地震は観測されていないが、大涌谷に設置した監視カメラの観測では、火口から勢いよく噴気が噴出しているのがわかる。

 

  また、今年3月中旬ごろから、仙石原や湯河原などの観測地点の一部で、わずかな地殻変動がとらえられているという。

 

  気象庁は火口内で噴火が発生するおそれがあるとして、19日午前2時15分、箱根山の噴火警戒レベルを2に引き上げ、火口周辺への立ち入りを禁止した。

 

  地元の箱根町はこの決定を受けて、大涌谷周辺へのハイキングコースや自然歩道など観光スポットへの立ち入り禁止を発表している。箱根山では2015年4月から地震が増加し、6月から7月にかけてごく小規模な水蒸気噴火が発生した。

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