火山

学校近くに火山出現?庭から溶岩噴出!インド北東部で大パニック(動画)

 北海道の洞爺湖近くにある昭和新山は、戦時中の有珠山噴火によって、麦畑のなかに突然出現した溶岩ドームだが、インドでは今月14日、村の学校近くで溶岩のようなものが噴出して出火する事件が発生した!村人は眠れぬ日を過ごしている。

 

 事件が起きたのは、バングラデシュとの国境に近いインド北東部トリプラ州の州都アガルタラ近郊のカタルタリ村。

火元に黒い石…噴石か?

 トリプラ州政府の発表によると今月15日朝、シャラリア・ビシュアマタ小学校(Jharjharia Biswamata)近くで、舗装されていない地面から勢い良く火が燃えていることに住民が気づき、消防を要請。

 

 

 火が木製の電信柱に燃え移ろうとしていたことから、村民がバケツリレーで消火しようと試みたところ、火元と見られる場所に黒い溶岩のような塊がいくつも転がっていることに気づいた。

地下のメタンガスか活断層か

 幸い、火事によるケガ人はいなかったが、消防では出火の原因がわからなかったため、石油・天然ガス開発の国有企業ONGCの専門家が呼ばれ、黒い石と火元の土壌のサンプルを回収していったという。

 

 ONGCの調査チームは「地下のメタンガスが原因ではないか」と見ているが、トリプラ宇宙センターで地球科学を専門とする地質学者のアビジク・チャウドゥリ(Avisek Chaudhuri)氏は地元メディアの取材に対し、「この付近には活断層があると考えられており、プレート同士の摩擦によって岩石が溶けてマグマを生み出している可能性はある」と指摘。

過去にはM8クラスの地震が

 そのうえで、アガルタラから70キロほど南に位置するトリプラ州サブルームでは、2018年にも地面が突然発火する事件があったと話している。

 

 バングラデシュとミャンマーに東西をはさまれた、インド北東部に位置するアッサム周辺は、大陸プレート同士が衝突し合う境界にあたり、1897年にはマグニチュード(M)8.7、1950年にはM8.6の巨大地震が発生していて、アッサムとチベット両国に壊滅的な被害をもたらした。

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