食中毒

素人は調理するな!静岡でまたフグ食中毒 70代が意識不明で緊急搬送

 静岡市で今月24日、知人からもらった未処理のフグ2匹を自宅で調理して食べた夫婦のうち、70代の妻が意識不明に陥り、救急車で搬送された。夫婦はフグ処理免許を持っていないという。

 

 静岡市保健所によると、食中毒事件が起きたのは今月23日、清水区の男性が知人からフグ2匹を譲り受け、妻が調理し、23日の夕食に刺し身、翌24日の夜には刺し身や内臓の煮込みを食べた。

 

 同日午後8時半ごろ、妻が唇のしびれや呼吸困難を訴え、意識不明になったので救急車で病院に運ばれた結果、医師から「フグ毒による食中毒」だと診断された。妻は現在も入院中だが、意識は戻り、快方に向かっているという。

 

 フグには、青酸カリの1000倍以上と言われる猛毒のテトロドトキシンがあり、加熱や水で洗ったくらいでは予防できない。毒の強さはフグの種類や部位によって異なり、一般に肝臓や卵巣、皮が強い。日本の沿岸ではトラフグをはじめ、クサフグなど20種類近くフグ科の魚がいる。

 

 厚生労働省によると、毎年20〜30件程度の中毒事件が報告されており、そのうち大半がフグ処理資格をもたない素人が家庭で調理するのが原因で、例年1〜3人の死亡が報告されている。

 

 今月20日には山形県鶴岡市で、釣った魚を味噌汁にして食べた80代と70代の夫婦が、食中毒になったばかり。

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