宇宙

火星探査車キュリオシティ「大量の粘土発見」水の名残か?NASA(動画)

 米航空宇宙局(NASA)は30日、火星探査車「キュリオシティ」が今月12日、豊富な粘土質を含む鉱物を発見したと明らかにした。粘土は風化した岩石の粒が水などと結びついてできるとされており、火星にかつて水があったという証拠につながる発見として注目されている。

 

 キュリオシティは2012年の着陸以来、直径154キロのゲール・クレーターにそびえる高さ5キロのシャープ山を登りながら、いろいろな場所にドリルで穴を開けて、地質調査を続けてきた。

 これまでの調査で、ゲール・クレーター内には35億年近く前に古代の湖があって、数千万年にもわたって枯渇したことを示す痕跡が見つかっているが、キュリオシティが4月に、「アバレディ」と「キルマリー」と名付けた2つの岩にあけた穴から採取したサンプルに粘土質が豊富に含まれていることが判明したという。

 

 NASAの研究チームは、湖底の堆積物が固まって、風化した末に丘状になったのが現在のシャープ山だと考えており、キュリオシティは現在、やまのすそ野に広がる「クレイ・ベアリング・ユニット」と呼ばれるエリアを探査中だ。

 

「クレイ(Clays)」とは、文字通り「粘土」をあらわす英語で、この地にふさわしい名前だが、NASAの研究チームは「古代の湖の泥の層だった可能性がある」と考えて、引き続き探査を継続していく計画だ。

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