火山

スマトラ島シナブン山で巨大爆発!噴煙7000m超 航空コード「赤」インドネシア

 

 9日午後、インドネシア・スマトラ島のシナブン山で巨大爆発が発生し、噴煙は火口上空7000メートルを超えた。豪ダーウィンの航空路火山灰情報センター(VAAC)が、航空カラーコードを危険度が最も高い「赤」を発令した。

 

  同国国家防災庁(BNPB)によると、爆発的噴火が発生したのは、現地時間9日午後4時28分(日本時間午後6時28分)。雷のような轟音が鳴り響き、噴火が9分17秒間にわたって続いた。

 

  この噴火に伴って火山灰を含む黒い噴煙が立ち上り、火山の南から南東に向かって全長3キロの火砕流が発生し、ふもとの集落に大量の火山灰の雨が降った。

 

 スマトラ島北部にそびえる標高2460メートルのシナブン山は、2010年の水蒸気爆発以来、噴火活動が本格化。2014年の大爆発では、火砕流が4500メートル下まで流れ落ち、観光客ら16人が死亡。今年2月19日には、噴火活動が活発化して以来、最大規模の爆発が起きたばかりだ。

 

  スイス・ジュネーブ大学の地質学者マッテオ・ルピ氏)は最近の研究で、シナブン山で火山活動が活発化した背景には、2004年のスマトラ島沖地震以降、翌年のインドネシア・ニアス島沖地震)、さらに2010年の同ムンタワイ島沖地震と巨大地震が相次いだことで、地下のプレートに亀裂が入り、マグマが上昇しやすくなった可能性があると指摘している。

 

 あなたにオススメの記事