気象

奇跡!虹色の飛行機雲 ドイツ上空に出現 20歳青年が激写

 梅雨の季節を迎えて、しばらく青空はおあずけの毎日。だからこそ、青空に長く尾を引く飛行機雲を見ると清々しい気分になるものだが、ドイツ・バイエルン州の青年は今月初め、自宅上空を飛行中の旅客機から美しい虹色の雲が出現するようすを撮影するのに成功した!

 

 奇跡のショットの撮影に成功したのは、ニュルンベルク郊外のバンベルクに両親とともに暮らす20歳のニック・ベイヤーズドルフ(Nick Beyersdorf)さん。

 

 ニックさんは国際線の旅客機や、空軍の試験飛行を撮影するのを趣味としている飛行機オタク。この日は自宅の裏庭で母親の作業を手伝っていた際、上空を通過するカタール航空の旅客機に気づき、頭上で起こっている現象にびっくり仰天。夢中でシャッターを切った。

飛行機オタクが初めて遭遇

 

「15歳から飛行機の写真を撮り続けていますが、虹色の飛行機雲なんて初めてです」とニックさん。

 

 一般的な白い飛行機雲は、ジェット機のエンジンから出る排気ガスに含まれる水蒸気が冷えて氷の粒になったり、主翼の後ろにできる空気の渦によって気圧が下げられ、空気中の水分が冷やされてできるもの。

 しかし太陽の位置や角度がある特定の条件を満たした場合、太陽光が氷の粒に反射・屈折することでプリズム効果が生まれ、虹色の光が出現する。

 

 米航空宇宙局(NASA)の気象学者などによると、飛行機雲が形作られるのは一般的に、地上から8000メートルくらい上空で、外気がマイナス16℃以下のときだとされるため、それにくわえて虹色に見える条件は非常に限られているという。

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