火山

桜島 17日は火山性地震が急増「山体膨張解消されず」

 鹿児島県の桜島では17日、午後3時までに発生した火山性地震の数が30回以上にのぼり、火山性微動も増加している。気象庁は「山体が膨張した状態が解消されていない」として、注意を呼びかけている。

 

 桜島では今月11日午前5時ごろから、マグマの上昇に伴う山体膨張と考えられる地殻変動が観測されており、同日午後2時半ごろ、南岳山頂火口で爆発が発生。このときの噴煙は、火口上空2200メートルまで上昇した。

 

 さらに13日朝9時21分にも噴火が起こったことから、山体膨張は一部で解消されたものの、すべては解消されておらず、今後も爆発のおそれが残っているという。

 

 またGPSを使った観測でも、鹿児島湾奥部の姶良カルデラの地下で長期にわたってマグマが蓄積した状態が続いている。

 

 きのう(16日)までの3日間の火山性地震や火山性微動は、0〜1回にとどまっていたが、きょう(17日)は午後3時までに火山性地震32回、火山性微動は16回を観測している。

 

 気象庁は、南岳山頂火口や昭和火口から2キロ範囲では、噴石の飛散や火砕流への警戒を怠ること無く、風下側では火山灰や小さな噴石にも注意するよう呼びかけている。なお、あす朝までに噴火が発生した場合、風向きの方向から火山から東南東に位置する大隅半島の鹿屋(かのや)市の方向に降灰や小さな噴石の落下が予想される。

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