食中毒

弁当惣菜店でO-157食中毒 14人が血便など訴え 静岡県藤枝市

 今月5日から7日にかけて、静岡県藤枝市の弁当惣菜店で調理された料理を食べた14人が、あいついで血便などの症状で医療機関を受診・入院していることがわかった。患者の便から腸管出血性大腸菌O-157が検出されたことなどから、静岡県は食中毒と断定し、当分の間、営業禁止を命じた。

 

 食中毒が発生したのは、静岡県藤枝市高洲の惣菜店「知久屋高洲店」。県健康福祉部によると、同店で今月5日から7日にかけて調理された惣菜を食べた20歳から89歳までの男女14人が、あいついで血便や下痢、腹痛などの症状で医療機関を受診し、このうち12人が入院しているという。

 

 患者に共通するのはこの店の料理だけであることから、中部保健所が食中毒だと断定し、17日以降、当分の間の営業を禁じた。

 

 O-157は牛や豚などの大腸にいる病原菌で、汚染された食物を食べると、3〜5日間の潜伏期間を経て、激しい腹痛や下痢、血便などの症状が現れる。重症化すると、溶血性尿毒症症候群や腎機能の低下、脳症などの後遺症を残すこともある。

 

 感染力が非常に強く、水や土のなかでも数週間から数カ月生き続け、冷凍庫内の低温や胃酸などの酸性にも強い。感染を防ぐには、生肉を避け、「75℃1分以上」の加熱で死滅させるのが一番だ。また、生野菜にも付着している場合があるため、まな板や調理器具を使いまわすのも汚染拡大につながる。

 

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