食中毒

レバテキ・焼き鳥でカンピロバクター食中毒 埼玉・狭山市

 

 埼玉県狭山市で先月16日、居酒屋で鶏のレバテキや焼き鳥などを食べた男性3人が、下痢や腹痛などを訴え、うち1人が入院していたことが明らかになった。患者の便から「カンピロバクター」が検出されたことから、保健所は食中毒だと断定し、3日間の営業停止を命じた。

 

 食中毒が発生したのは、狭山市新狭山2丁目の居酒屋「俺たちの炙り家(あぶりや)」。

 

 先月26日、川越市の住民から通報を受けた狭山保健所が調査した結果、16日夜に同店で食事した20代の男性3人が、19日以降、食中毒症状を訴えて医療機関を受診。このうち1人が入院していたことが判明した。

 

 患者2人の便からカンピロバクターが検出されたことと、潜伏期間などの特徴から、同店で提供した料理が原因だとして、営業停止処分を命じるとともに、施設の消毒や従業員への衛生教育を徹底するよう指導した。

 

 患者らが当日口にしたのは、鶏肉のレバテキや焼鳥の盛り合わせ、鶏の唐揚げなど。カンピロバクターは、家畜やペット、野鳥などの腸内に生息するらせん状の細菌で、食肉処理や流通過程で肉や飲料水を汚染する。

 

 鶏肉は高確率でカンピロバクターに汚染されているうえ、感染すると、手足に力が入らなくなり、急速に麻痺が全身に広がる「ギラン・バレー症候群」を後遺症として発症する場合があるので、生食は非常に危険だ。75℃、1分間で中心部までしっかりと加熱し、食肉に触れた調理器具は使用後に消毒・殺菌して予防してほしい。

 あなたにオススメの記事