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花粉分解マスク「科学的根拠なし」大正製薬など4社が不当表示 消費者庁

 花粉やハウスダストなどのアレルギー物質が光触媒の効果で分解されるという宣伝文句で販売されていたマスクについて、消費者庁は4日、「合理的な根拠がない」として、販売元の大正製薬やアイリスオーヤマに対して、景品表示法にもとづいて措置命令を下した。

 

 不当表示だとして措置命令を受けたのは、▽大正製薬の「パブロンマスク365」シリーズ3商品、▽アイリスオーヤマの「光の力で分解するマスク」、▽DR.C医薬の「花粉を水に変えるマスク」シリーズ18商品、▽玉川衛材の「フィッティ 吸着分解マスク スーパーフィット」シリーズ2商品。

 

 これらの会社はいずれも、太陽光や室内光にあたると、商品に含まれる光触媒の効果によって、表面に付着した花粉やウイルス、細菌、ハウスダストや悪臭の原因となる物質が化学的に分解されて体内に吸入されなくなるなどと宣伝していた。

 

 消費者庁は4社に対して表示内容を裏付ける資料を提出するよう求めたが、提出された資料には合理的な根拠が認められなかったという。

 

 このため、これらの表示が消費者庁に誤解を与えかねないとして、景品表示法にもとづいて4社に対し、表示内容を改めて再発防止策を講じるよう命じた。

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