環境

クラゲが大量発生 発電所の操業を止める!イスラエル(動画)

 

 今月初め、中東イスラエルの発電所で、海水を汲み上げる機械に大量のクラゲが侵入し、発電所の操業を止めなければならない緊急事態に陥った。

 

 イスラエル国内の発電・送電を担う国営企業、イスラエル電力公社(IEC)によると、今月3日、テルアビブから南へ30キロ離れたアシュケロンにある発電所で、海水を汲み上げる冷却装置のフィルターに何千万ものクラゲがからみつき、発電作業が一時中断した。

 

 アシュケロン発電所では、地中海から海水をひいて、冷却水として使っているが、この取水設備のフィルターが詰まってしまうほど大量のクラゲが侵入したことから、職員総出で撤去作業を行っているという。

 

 

 海のそばの発電所でこういったトラブルは決して珍しくなく、日本でも伊勢湾の火力発電所や茨城県東海村の原発などで、フジツボやイガイなどの海洋生物が水路内に付着して通水障害を起こす例が報告されているし、2011年にはスコットランドの原子力発電所で、クラゲが原因で2基ある原子炉の運転を手動停止する騒ぎがあった。

 

 アシュケロンをはじめ、イスラエル中部から北部にかけての沿岸では、1980年代以降、夏になると大量のクラゲが浜辺に押し寄せると報告されているが、今年は過去になく異常発生しているという。

 

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