感染症

コンゴのエボラ流行 患者 2500人超 死者1676人 WHOが「緊急事態宣言」

 エボラ出血熱が猛威をふるうアフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)では、感染者数が2512人を数え、死者1676人に達したとして、世界保健機関(WHO)は17日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたると宣言した。

 

 コンゴ民主共和国では昨年8月、ウガンダとの国境に近い北キブ州で流行が始まり、先月には国境を超えたウガンダでも最初の患者が発生。さらに今月14日には、北キブ州の南に位置する人口200万人の大都市ゴマでも感染が確認されたことから、感染拡大に拍車がかかることが危惧されている。

 WHOのテドロス・アダノム事務局長は声明で「世界がこの深刻な危機を注視し、感染拡大阻止に向けて、今まで以上に努力して取り組まなければならない」と述べて、緊急事態を訴えるとともに、国際社会への協力を要請した。

 

 WHOによると、コンゴでは今年1月以降、医療関係者に対する暴力行為や襲撃事件が増加しており、58人が負傷し、7人の死亡が報告されている。

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