リコール

からだに優しい『野菜の本』で「健康被害起こすコンフリー」 講談社がリコール

 出版大手の講談社は、2015年に発行した『野菜の本』のなかで、健康被害をもたらすとして流通していない野菜「コンフリー」を掲載していたとして、回収して内容を改訂した本と交換すると発表した。

 

 リコールの対象となるのは、2013年5月に発行した『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』。この本は、2004年3月に発行された『旬の食材 春・夏の野菜』と『同秋・冬の野菜』の2冊を、グループ会社が再編集したもの。

 講談社によると23ページに掲載されたコンフリーには、アルカロイド系の有毒成分が含まれることから、長期間たくさん摂取すると肝臓障害を引き起こすおそれがあるとして、2004年6月に厚生労働省が販売禁止にした植物だったという。

 

 コンフリーは、正式名称を「シンフィツム」と言って、昭和40年代には健康野菜としてブームとなり、家庭菜園などで栽培され、若葉は天ぷらやおひたし、炒め物などで食べることが多かったため、当初発行した『旬の食材 春・夏の野菜』にも掲載されていたという。

 厚労省によれば、これまでに国内で健康被害の報告はないものの、これら2冊については回収して、改訂版に交換する作業を進めるとしている。

 

【この県に関する問い合わせ先】

講談社 業務部

電話番号:03-5395-3615

受付時間:平日午前9時半〜午後5時半

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