気象

「上層に寒気 下層に暖気」大気不安定 西〜東日本の広い範囲で雨続く

 西日本と東日本では、大気が非常に不安定な状態が続くため、あす(24日)にかけて、広い範囲で非常に激しい雨が降るおそれがあるとして、気象庁が土砂災害や浸水への警戒を呼びかけている。

 

 23日は太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込む一方、上空約5500メートルには氷点下6℃以下の寒気が流れ込むため、上層と下層の気温の差が大きく、大気の状態が非常に不安定となる見通し。

 

 このため夜遅くにかけて広い範囲で激しい雨が降り、東日本では局地的に1時間に50ミリ以上の大雨となるおそれがある。とくに東海地方では、22日の降り始めから、今朝までの雨量が、▽静岡県浜松市で158.5ミリ、▽同掛川で117ミリ、▽愛知県蟹江町で90.5ミリに達しており、土砂災害の危険度が高まっている。

 

 この状態はあす(24日)にかけても続き、関東甲信地方では雷を伴う1時間に30ミリ以上、ところによっては50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがある。

 

 気象庁によると、あす朝までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで、▽関東北部・伊豆諸島100ミリ、▽甲信地方90ミリ、▽関東南部で80ミリ。

 

 落雷、突風などの急な変化に注意するとともに、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてほしい。またひょうのおそれもあるため、田んぼや畑では農作物や農業施設の管理にも注意してほしい。

 

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