気象

大型台風10号上陸間近!室戸岬で瞬間風速42m 総雨量1200ミリのところも

 

 大型の台風10号は、四国最南端の高知県足摺岬沖を北上しており、まもなく四国に上陸する。室戸岬ではけさ8時3分、最大瞬間風速41.9メートルの風を観測した。

 

 台風10号の午前9時の中心気圧は975ヘクトパスカルで、中心からやや離れたところで台風を取り巻く発達した積乱雲があり、そこで風が最も強く吹いている。

中心から離れたところに積乱雲

 高知県はきょう未明に暴風域に入り、ほぼ全域で「避難勧告」が出され、高知市や香南市、馬路(うまじ)村、大川村、佐川町には高齢者を中心に避難を開始するよう指示されている。

 

 一昨日(13日)正午の降り始めから、けさ5時までの総雨量は、高知県馬路村で406ミリ、津野町319ミリ、徳島県那賀町270ミリ、上勝町176ミリ、愛媛県内子町160ミリ、香川県東かがわ市で69.5ミリなどとなっている。

温帯低気圧に変わった後も要注意

 台風はこの後も北上を続けて、昼前から昼過ぎにかけて四国を通過し、その後は中国地方に再上陸して、縦断する見込み。日本海に抜けたあとは、速度を強めて温帯低気圧に変わりつつ、北日本に向かう見通しだ。

 

 台風周辺の発達した雨雲が流れ込んでいる西日本と東日本の太平洋側では、あすにかけて激しい雷雨となり、ところによっては猛烈な雨のおそれがある。

 あす朝までの24時間に予想される雨量は、多いところで、▽四国800ミリ、▽東海・近畿500ミリ、▽関東甲信・九州北部300ミリ、▽北陸・中国地方250ミリ、▽九州南部150ミリ。

 

 その後も雨足は衰えることなく、台風から変わった温帯低気圧が近づく北海道で200〜300ミリの大雨が予想されるほか、▽東北から北陸で100〜200ミリ、▽東海100〜150ミリ、▽関東甲信50〜100ミリとなる見通しで、降り始めからの総雨量が1200ミリを超えるところもある。

 

 また普段は比較的雨が少ない瀬戸内地方でも大雨が予想されていることから、台風に近い場所では不要不急の外出を避け、土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫など自治体が発表する警報に注意して安全確保に努めてほしい。

 

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