火山

浅間山 警戒レベル「2」へ引き下げ 「小規模噴火の可能性残る」

 今月7日に噴火した浅間山について、気象庁は19日、火山ガスの放出量や新たなマグマの上昇の可能性は低いとして、噴火警戒レベルを「3」から「2」へ引き下げると発表した。

 

 長野県と群馬県にまたがる浅間山では、今月7日夜に小規模な噴火が発生したことを受けて、気象庁が山頂火口から約4キロ範囲内への立ち入りを規制する噴火警戒レベル3を発令。

水蒸気噴火

 気象庁によると、これまでの浅間山では、噴火に至る前には、地震が活発化したり、マグマ上昇を示す山体膨張による地殻変動など、さまざまな前兆現象が観測されていたが、7日以前にこういった現象はなく、従来とは違う異例の噴火だったという。

 

 その後、噴火は発生しておらず、火山ガスの放出量も1日70トンから300トンと、噴火前と変わらないやや少ない状態が続いている。

警戒範囲を半径4kmから2kmへ縮小

 また、噴出した火山灰のなかに、新たなマグマ物質に由来する成分はほとんど含まれていなかったことから、今回の噴火は水蒸気噴火と推定され、火山活動がさらに活発化する可能性は低いとみている。

 

 一方で、前兆現象がないまま火山が噴火した現状を踏まえると、当面は小規模噴火の可能性も捨てきれないとして、噴火警戒レベルを「2」に引き下げ、立ち入り規制範囲を火口から約2キロ範囲に縮小した。

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