宇宙

太陽突入の瞬間!サングレーザー彗星の最期とらえた!(動画)

 

 太陽観測衛星(SOHO)は今月15日、太陽に彗星が飛び込むようすをとらえるのに成功した!

 

 SOHOは、欧州宇宙機関(ESA)と米航空宇宙局(NASA)が共同開発し、1995年に打ち上げた太陽観測機で、当初の予定では2年間で観測計画を終える予定だったが、20年以上にわたって現役で活動している。

 

 地球の磁場に影響を与えるおそれがある太陽風などの宇宙天気予報を行うために、太陽データをほぼリアルタイムで提供している。

 彗星は今月15日、観測カメラ内の右下から出現。弧を描きながら中心の太陽に接近して突入。姿を表わすことが二度となかったことから、氷の粒や塵の塊でできた彗星が太陽の高温にさらされて崩壊した可能性が高い。

 

 米カリフォルニアを拠点に活動している宇宙天気の専門家、トニー・フィリップス博士は、この彗星を太陽の表面近くをかすめるように通るサングレーザー彗星のなかでも、「クロイツ群」に属する彗星だと推測している。

 

 クロイツ群に属するサングレーザー彗星は、数百年前に分裂したひとつの巨大な彗星の破片だと考えられており、19世紀に発見したドイツの天文学者ハインリヒ・クロイツから命名された。このうち、日本のアマチュア天文家の池谷薫さんと関勉さんが1965年9月18日に発見した彗星は「池谷・関彗星(C/1965 S1)」として有名だ。

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