火山

ジャワ島メラピ山で火砕流発生「2000m流下」インドネシア

 インドネシア・ジャワ島のメラピ山で27日夜、火砕流が発生し、火山灰と火山岩が最長2000メートル流れ落ちるのが観測された。

 

 ジャワ島中部ジョグジャカルタ市から30キロ北にそびえるメラピ山は2930メートル。長崎県の雲仙普賢岳と同じように、パックリ割れた山頂火口内から押し出された溶岩ドームが、支えきれないくらい成長すると火砕流を引き起こすことから、「メラピ型火砕流」と呼ばれて警戒されている。

 

 同国地質庁(BPPTKG)が今月8日にドローンによる調査を行ったときには、溶岩ドームの大きさは46万立方メートルまで成長していたが、現地時間27日午後6時ごろに発生した火山性地震にともなって崩壊。

 

 火山監視カメラには、火砕流から噴き上がるガスに、溶岩と見られる赤い光が反射して見えるが、溶岩流の発生はなかったという。

 

 メラピ山では2018年5月に大規模な水蒸気爆発が発生し、上空5000メートルを超える噴煙が観測されており、現在は山頂火口から半径3キロ以内への立ち入りが禁止されている。

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