火山

伊ストロンボリ火山が再び大爆発!海に流れ落ちる火砕流(動画)

 28日、地中海に浮かぶイタリアのストロンボリ島で、同名の火山が大爆発し、斜面を走り落ちた火砕流が海に流れ込んだ。ストロンボリ山は先月3日にも過去10年で最大規模の爆発を起こしたばかりで、火山活動の活発化が懸念される。

 

 ストロンボリ島は、長靴の形をしているイタリア半島の甲にあたる部分の沖合に浮かぶ島で、中央にそびえる火山の標高は926メートル。地下から上昇するマグマの通り道にあたる地質がもろいため、ふだんは火山灰を放出するような爆発的噴火が起こりにくいことから、溶岩が間欠泉のように噴き上がるストロンボリ式と呼ばれる小規模噴火で知られる。

 

駆け下りる火砕流が海に!

 今回の爆発が起きたのは、日本時間28日午後7時17分、火山性地震を伴う爆発的噴火が発生し、火山灰を含む黒い噴煙が上空2000メートルを超えた。

 

 この爆発の影響で、高温の火山噴出物や火山岩が高速で斜面を駆け落ち、海岸線に到達。負傷者などの情報は報告されていないが、当時、島の周辺には地中海を回遊する遊覧船も多く、SNS上には爆発の瞬間をとらえた動画が複数投稿されている。

 

活動長期化のおそれ

 ストロンボリ山は先月3日にも大爆発を起こしたばかりで、イタリア国立地球物理学火山学研究所(INGV)は、「2007年以来、最大規模だった」と話している。大きな爆発が起こりにくいとされる反面、火山活動が活発化すると、長期化するおそれもあるとして、引き続き監視体制を強化している。

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