気象

Uターン台風14号「カジキ」発生!北上する13号は5号と同じ経路をたどるか?

 

 きょう(3日)未明、ベトナムと中国・海南島にはさまれたトンキン湾で発達していた熱帯低気圧が台風14号に変わった。

 

 14号はベトナム接近後、Uターンするように東へ進む見通しだ。一方、きのう発生した台風13号は今夜からあすにかけて、沖縄県石垣島に接近すると予想される。

14号は「カジキ」

 日本語で同名の星座から「カジキ」と名づけられた14号は、3日午前3時、トンキン湾を西へ向かっていた熱帯低気圧が台風に発達。午前9時現在の中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、強風域を伴っている。

 

 14号はもともとフィリピン沖の南シナ海で発生した熱帯低気圧で、現在は時速15キロで南西に向かっているが、ベトナムに上陸したのちは、くるりと方向転換して、もと来た方向へ戻るように東寄りに進路を変えると予測されていることから、中国の海南島から広東省沿岸では今週いっぱい大雨に見舞われそうだ。

13号は北上中

 一方、きのうフィリピン・ルソン島の東方沖で発生した台風13号「レンレン」も北上を続けており、今夜には沖縄の南の海上に到達すると予想される。

 

 けさ9時の中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、強風域を伴っている。

 

 4日朝にも石垣島の南190キロ付近に到達したあとも北上を続け、5日には、宮古島にかなり接近し、その後、6日には強い台風となって東シナ海に到達すると予想される。

13号の進路は5号と似るかも?

 

 最新の進路予測では、列島に直接上陸する可能性は低いものの、今年7月16日に発生した5号と似たような経路をたどるおそれもあることから、動きには注意が必要だ。

 

 防災科学技術研究は2日、過去の台風災害を集めたデータベースを元に、13号の予想経路と類似した過去の台風を抽出。その結果、今年7月に長崎県の五島列島と対馬市に大雨を降らせ、行方不明者1人、負傷者6人の被害を出した5号と似た経路をたどる可能性があると指摘している。

 

■台風13号の最新の進路予測については、ハザードラボ「台風マップ」で随時更新しています。

 あなたにオススメの記事