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和歌山の子パンダ彩浜「もうすぐひとり立ち」75gから元気に成長!(動画)

 

 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで昨年8月に生まれたパンダの「彩浜(さいひん)」は生後1年を経て、来月からひとり立ちする。

 

 生まれたときの体重が75グラムと、過去に同園で生まれたパンダのなかでは最も小さく、一時は命も危ぶまれたが、飼育スタッフの努力ですっかりおてんば娘に成長した!

出生直後は母乳も吸えなかった

 彩浜は2018年8月14日、父・永明(えいめい)と母・良浜(らうひん)の間に生まれた。アドベンチャーワールドは1994年、中国成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地の日本支部として、中国との共同研究をスタート。2000年には、同園で初めての赤ちゃんが誕生。これが3組の双子を含む9頭のお母さんとなる「良浜」だ。

 

 

 同園はこれまでに15頭の繁殖に成功しているが、16頭目になる彩浜は中でも一番小さかったため、一時は自力で母乳を吸うことができず、飼育スタッフが授乳のサポートを続けていた。しかし、最近では体重30キロを超えて、1歳になる直前には和歌山県の交通安全大使にも就任!と目覚ましい成長ぶり。(動画は9月23日のようす/和歌山アドベンチャーワールド)

 そこで同園は来月24日、これまでお母さんといっしょに過ごしてきたブリーディングセンターを離れて、パーク内の別施設に引っ越し、ひとり暮らしを始めることを決めた。

 

 群れを作らないジャイアントパンダは、野生環境でも1〜2歳ごろには母親のもとを離れ、自立することで知られる。生後半年ごろから寝る時間が少なくなり、遊ぶ時間が増えてきていたが、これからは遊ぶ時間が竹を食べる時間になっていくという。(動画は9月24日)

 

 

 飼育スタッフの奥村育恵さんによると、永久歯も間もなく生えそろい、ニンジンやリンゴ以外に、堅い竹も少しずつ食べられるようになってきた。ひとり暮らしの生活初日には、新しい遊具と、歴代のきょうだいパンダが愛用していたボールもプレゼントされる予定なので、ぜひ一緒に祝ってあげよう!

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