食中毒

病院・老人ホーム用の冷凍食品からサルモネラ菌 2県31人が感染 旭松食品

 長野県健康福祉部は、飯田市の加工食品メーカー「旭松食品」が製造販売した業務用加工食品を食べた県外3カ所の病院と特別養護老人ホームの患者計21人がサルモネラ菌に感染したとして、食品衛生法にもとづいて、この製造工場に食品の回収を命じた。

 

 サルモネラ菌が検出されたのは、長野県高森町にある旭松食品の高森工場が医療機関や社会福祉施設向けに製造販売した業務用冷凍食品「人参・ごぼうと里芋の白和え」(1kg)336袋。

 

 飯田保健所によると、同食品の納品先である青森県内の病院と、岐阜県内の特別養護老人ホームに入院している患者、計31人の便から食中毒を引き起こすサルモネラ菌が検出された。

 

 このうち、青森県の病院からは、残りの食品からもサルモネラ菌が検出されたことから、この食品が原因だと判明した。長野県は「業務用の冷凍食品として流通しているが、賞味期限が2020年7月25日と長いため、冷蔵庫や冷凍庫に保管されているものをチェックし、残っていた場合は最寄りの保健所に連絡してほしい」と呼びかけている。

 

 現在、旭松食品高森工場は製造ラインの操業を自粛しており、流通先の特定に急いでいる。

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