食中毒

旭松食品 病院・老人ホーム用食品で17施設101人がサルモネラ食中毒

 長野県飯田市の加工食品メーカー「旭松食品」が、病院や特別養護老人ホーム用に製造販売した業務用冷凍食品がサルモネラ菌に汚染していた問題で、今月2日までに11県17施設で計101人が食中毒を発症していたことが明らかになった。

 

 この問題は先月、長野県高森町にある旭松食品の高森工場が、医療機関や社会福祉施設向けに製造販売した業務用冷凍食品「人参・ごぼうと里芋の白和え」を納品した青森県の病院と、岐阜県の特別養護老人ホームの患者計31人が体調不良を訴え、便からサルモネラ菌が検出されたというもの。

11県17施設で100人超える

 

 飯田保健所のその後の調査で、今年8月22日ごろから、他県でも17カ所の施設で、10歳未満から100歳以上の患者101人が発熱や嘔吐、下痢などの症状で病院を受診していたことが明らかになった。

 

 患者22人の便と、残っていた食品から検出されたサルモネラ菌は同じ種類であることも確認された。

賞味期限が長い!

 長野県はすでに食品衛生法にもとづいて、旭松食品高森工場に対して営業禁止と製品の回収を命じているが、問題の汚染食品は賞味期限が「2020年7月25日」であることから、冷蔵庫や冷凍庫に保管されたままのものを誤って提供する可能性もあることから、注意を呼びかけている。

 

 なお、これまでに患者の発症が報告された17施設は、青森県、福島県、茨城県、栃木県、富山県、福井県、岐阜県、愛知県、和歌山県、兵庫県、鹿児島県と全国にわたる。

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