気象

スーパー台風19号「1日で3階級特進」今季最強の915hPaに 世界も注目

 

 マリアナ諸島近海を西へ向かっている大型台風19号は、きのう1日で勢力を「強い」から「非常に強い」に発達し、現在は中心気圧が915ヘクトパスカルという今シーズン最強の「猛烈な台風」に成長した。

 

  このまま勢力を維持してあさって(10日)には日本の南の海上に到達し、三連休は東日本に向かう見通しだ。

中心に目ができ始めた

 気象庁によると、8日午前9時現在の台風の中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径190キロ以内では暴風が、その外側では強風が吹いている。

 

 19号は現在、グアム島や・テニアン島を暴風域に巻き込みながら、時速25キロで西寄りに進んでいて、今夜6時には中心気圧が900ヘクトパスカルまで発達、このときの最大瞬間風速は85メートルだと推定される。

暴風域に巻き込まれる範囲

 風速30メートル以上になると特急電車並みの速さで、家や樹木が倒れたり、走行中のトラックが横転することから、極めて危険なレベルだ。

 

 台風の影響で、小笠原諸島ではあす以降、風が次第に強まり、12日ごろにかけて海は大しけになるおそれがある。また沖縄と奄美地方でも大東島を中心に10日から12日にかけて、本州の太平洋側でも11日から警報級の高波や大雨になる可能性が高い。

世界の気象機関はどう見るか

 日本付近に近づくにつれて、やや勢力は弱まるものの、依然として非常に強い勢力を保ちながら、12日には紀伊半島の南の海上に到達し、そこから進路を東寄りに変えて、東日本に接近、直撃する可能性が高まってきた。

 

 防災科学技術研究所は7日、19号のこれまでの動きを分析した結果、2014年の18号と同じように、太平洋上を東寄りに進み、静岡県に上陸、関東地方を横断するという予測結果を発表している。

 

 今年発生した熱帯低気圧のなかでは最強となる台風は、世界各国の気象機関も動向を注視しているが、欧米の予想でも東日本を直撃、上陸する可能性が高いとみている。

 

 台風15号による被害を受けた千葉県では、週末から三連休にかけて大雨に見舞われるおそれがある。今後も最新の気象情報に留意して、復旧作業には十分注意してほしい。

 

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