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ダイヤモンド内部にもう一つダイヤ!ロシアで発見 世界初(動画)

 

 ロシアには、人形の胴体を開けると、中から一回り小さな人形が出てくるマトリョーシカという民芸品が有名だが、最近サハ共和国で、この人形そっくりのダイヤモンドが見つかった!

 

 露ダイヤモンド鉱業「アルロサ(Alrosa)」社によると、サハ共和国の鉱山で今月4日に採掘されたダイヤモンドは、重さ0.62カラット(0.124グラム)、直径4.8ミリほどとごく小さなものだが、内部にもうひとつのダイヤを宿した二重構造になっているという。

8億年前に生成

 外側と内側のダイヤの間には隙間が空いていて、ピンセットで摘んで動かすと、内部部分がコロコロと動くようすがハッキリとわかることから、ダイヤモンド採掘の歴史で初めての入れ子構造だとしている。

 

 窒素の含有量を調べたり、赤外線分光法、X線マイクロトモグラフィなどさまざまな技術を使って分析した結果、このダイヤは少なくとも8億年以上前に生成された可能性が高いことが判明した。

 

空洞はどうしてできたか?

 ダイヤモンドは、地球内部の核(コア)と地殻にはさまれたマントルと言われる層で生成される。アルロサの研究チームによると、内側の炭素が完全な結晶体になる前に、別の層が周囲を取り囲み、この時点では、内部はまだザラザラした多孔質の石に過ぎなかったが、その後、高温高圧の環境にさらされる間に、ザラザラした表層が溶けて空洞となり、非常に珍しい二重構造のダイヤができたと推測している。

 

 ダイヤモンドは、キズや内包物が少なく透明度が高いものほど価値が上がるが、このダイヤは、採掘の歴史において初めて発見された二重ダイヤとして値段が付けられないという。

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