気象

台風シーズン「まだ終わらぬ」熱帯低気圧はいつ20号に?

 東日本に甚大な被害をもたらした台風19号の傷跡も癒えぬ間に、日本のはるか南の海上では新たな熱帯低気圧が発達を続けている。

 

 気象庁によると、過去30年間の台風の平均発生数は25.6個、そのうち日本に接近した数の平均は11.4個、平均上陸数は2.7個とされるが、今年はすでに平均を上回る数の台風が接近・上陸を果たしているという。

台風20号はいつ発生する?

 16日午前9時現在、フィリピンの東の海上で発達中の熱帯低気圧の中心気圧は1006ヘクトパスカル、北西に向けて時速15キロで進んでいる。

 

 米ハワイの海軍合同台風警報センター(JTWC)によると、中心付近の最大風速は8〜12メートル程度と推測されているため、台風の条件である風速17.2メートルは満たしておらず、気象庁も今後の動向分析を進めている最中だ。

台風シーズンに終わりなし

 今年はこれまでに19個の台風が発生しているが、2011年から振り返ると、11月以降も台風が発生する年は多い。気象庁が1981年〜2010年までの30年間に発生した台風の平年値を計算した結果、10月には平均して3.6個、11月は2.3個、12月も1.2個発生することがあるという。

台風の上陸が増えている

 また、台風が日本に上陸する数についても、以前は年平均して2.7個にとどまっていたが、最近5年分を見ると、平均を上回る4〜6個の台風が上陸しており、今年はすでに5個が上陸している。

 

 気象庁が観測を開始した1951年以降、上陸が最も遅かったのは▽1990年11月30日に和歌山県白浜町に上陸した28号、次いで▽1967年10月28日に愛知県に上陸した34号、近年では▽2017年10月23日に静岡県に上陸した21号が記録に残る。10月も後半に入ったが、台風は1年を通じて発生している。19号の教訓を通じて、家族で日ごろから備えてほしい。

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