火山

トンガ近海の海底火山が爆発!噴煙5000m 海面から上昇 活動活発化か?

 南太平洋に浮かぶトンガで15日(現地時間)、ハアパイ諸島に属する海底火山が噴火した。周辺を航行中の旅客機のパイロットが気づいて、同国の気象局に通報したところ、航空カラーコードは危険度が2番目に高いオレンジ色に引き上げられた。

火山性地震は観測されず

 地元メディアによると、噴火したのは170近い島から構成されるトンガ中部のカオ島周辺の海底に位置するメティス・ショール火山だ。

 

 現地時間15日朝、本島とヴァヴァウ諸島区間を飛ぶ航空会社「リアル・トンガ」のパイロット、サムエラ・ファラウモエトゥイさん(Samuela Folaumoetu’i)が、カオ島の北方沖で、海面から4500〜5000メートル上空に立ち上る灰白色の噴煙を発見。

 

1995年にも噴火の記録

 通報を受けたトンガ気象局は、この噴火に関係する火山性地震の発生はないとしているが、近隣のフォトゥア島の町役場の職員が、前の晩の夜に異変を報告しているが、実際に噴火の発生が明らかになったのは、旅客機の報告が初めてだという。

 

 トンガでは今年8月にも、本島の北に位置するフォヌアレイ島周辺を、バスケットボール大の軽石が無数に漂流しているのが見つかったばかり。海面の色の変化や軽石の漂流から、未知の海底火山が水中爆発を起こしたものと考えられているが、周辺海域の火山活動が活発化している可能性が高い。(動画は2015年の海底火山噴火のようす/NASA)

 

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