火山

口永良部島「火山性地震が急増」気象庁が現地調査へ 鹿児島県

 鹿児島県の口永良部(くちのえらぶ)島では昨夜(18日)、新岳火口付近を震源とする規模の大きな地震が発生するなど、火山性地震が急増しており、火山ガスの放出量も増えていることから、気象庁が20日にかけて現地調査を実施すると発表した。

今年初めにも噴火

 口永良部島は2015年5月29日に新岳が大爆発して、高さ1万メートル近い噴煙が発生。気象庁はこのとき、観測史上初の警戒レベル5を発表し、全島民が島外へ緊急避難した。また、今年1月から2月にかけても噴火活動が活発化し、火砕流も発生している。

 

 鹿児島地方気象台によると、18日は午前2時から同8時にかけて、新岳西側山麓のやや深い場所が震源と見られる火山性地震が8回発生。さらに午後9時7分には火口付近の浅いところを震源とする規模の大きな地震も観測されるなど、この日だけで火山性地震の数は18回にのぼった。

 19日に行った現地調査では地熱の範囲に大きな変化は見られなかったが、二酸化硫黄を含む火山ガスの1日あたりの放出量が100トンとやや多くなっていたほか、火口からは白い噴煙が火口上空100メートルまで上昇していた。

 

 気象庁はあす(20日)も現地調査を行うとともに、引き続き警戒レベル2を維持して、火口周辺へは立ち入らないよう警戒を呼びかけている。

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