宇宙

29日 小惑星が地球に最接近!月までの半分の距離 今月あいつぐ

 あす29日午後、バス並みの大きさの小惑星が、月までの半分の距離に地球に最接近する。今月は25日以降、立て続けに複数の小天体が地球に迫るようすが観測されている。

 

 このうち、伊ローマの天文観測チームが今月27日にロボット望遠鏡を使って、地球から130万キロまで近づいた時点で発見した「2019 UB8」は、あす29日午後3時半ごろに地球まで18万9989キロの距離に最接近するという。

 

 この小天体の直径は、4.3〜9.5メートルと推測されており、だいたい中型バスくらいのサイズの小天体が、秒速10.57キロで地球に最接近し、安全な距離で通過していくという。

3つのアポロ小惑星群

 一方、米アリゾナ州のレモン山天文台の観測チームによると、今月は24日午前1時41分にも、直径3〜7メートルくらいの小惑星「2019 UN8」が月までの距離と近い約35万キロまで接近したほか、その翌日25日午後10時半にも同じくらいの大きさの「2019 UO8」が約15万7000キロまで最接近していた。

 

 これらはいずれも、太陽から地球までの平均距離の2.5倍の場所が起源のアポロ群に属する小惑星だと考えられている。NASAや日本天文学会によると、「アポロ小惑星群」は、楕円形の軌道を持っているため、地球の軌道と交差して最接近することもあるため、潜在的に危険な地球近傍小惑星だ。

 

 日本の小惑星探査機はやぶさが2005年に探査した「イトカワ」や、2013年にロシアのチェリャビンスク州に落下した隕石も、もとはアポロ群の小惑星だと考えられている。

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