火山

ハワイ・キラウェア火山が大変化 火口内に黄色の温泉出現(動画)

 2018年約4カ月間にわたって大量に溶岩流出を続けたハワイのキラウェア火山。昨年末には米地質調査所(USGS)が「35年続いた噴火が止まったかもしれない」と終息宣言を出したが、なんと今年の夏以降、火口の底に湯だまりが出現して、今も毎日成長を続けている。火口湖ができる日もそれほど遠くないかもしれない。

サッカー場くらいの大きさに

 ハワイ火山観測所(HVO)によると、ハレマウマウ火口の底に水が湧き始めたのは今年7月。

 

 一連の噴火活動によって、火口周辺は大きくえぐり取られ、底までの距離は600メートル以上と深いため、当初は上空からヘリコプターで観測しても、水たまりの存在は肉眼ではよくわからないくらいだった。

 

 

 しかし今では、サッカー場と同じくらいの長さ110メートル、幅50メートルまで成長し、水位も上昇し、少なくとも深さ10メートル近い池に成長しつつある。

 

 池の水は、火山成分が染み出しているらしく黄緑色をしていて、赤外線サーモグラフィーを使った観測では水温が70℃近くあるという。

 

 火山観測所の研究者は今月26日から27日にかけて、ドローンを使って湯だまりの水のサンプル採取に成功した。現在、水質成分の分析を行っているが、研究者は「観測開始以来、キラウェア火山に水が湧き出ることはなかった。地下で何が起こっているのか、突き止めたい」と、前代未聞の謎の解明に意欲を見せている。

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