火山

薩摩硫黄島が噴火!噴煙1000m超 海水も変色

 今月2日に噴火した鹿児島県の薩摩硫黄島について、気象庁は上空からの観測を実施し、噴火はその後発生していないが、白い噴煙が上がっていると発表した。島周辺の海水の色も変色しており、引き続き注意が必要だ。

 

 薩摩硫黄島は東西6キロ、南北3キロの火山島で、7300年前に鬼界カルデラで発生した国内最大規模の爆発が発生した際に海底で生まれ、約6000年前以降に海面上に姿を現した。島の東にそびえる主峰の硫黄岳は標高704メートルで、1990年代末からひんぱんに噴火している。

 今月2日午後5時35分に発生した噴火では、灰白色の噴煙が火口上空1000メートルを超え、噴火警戒レベルは2に引き上げられた。

 

 その後、噴火は起きておらず、気象庁が翌3日に上空から観測を行ったところ、白い噴煙が上昇するのが確認されたが、赤外線カメラの観測では地熱に特段の変化も見られず、火山灰が降った痕跡は確認されなかった。

 

 しかし海岸のまわりでは、火山活動が関係するとみられる海水の変色が確認されており、引き続き火口から約1キロ範囲では噴石の飛散に警戒するとともに、火山灰や火山ガスに注意してほしいとしている。

 

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