気象

台風24号は「東へ西へ」今季最強の23号は「来なくて良かった」

 7日現在、南シナ海で発達中の台風24号はフィリピンに向かってゆっくり東進している。今後はほとんど同じ場所を動かないまま勢力を強め、9日になると、今度は西へ動き出す見通し。一方、台風23号は南鳥島近海で一時は今季最強クラスに発達したが、列島に影響を及ぼすことなく、次第に遠ざかっていく。

フィリピンに接近中の台風24号

 7日午前9時現在、台風24号の中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速23メートルで、強風域を伴いながら東へゆっくり進んでいる。

 

 フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)の最新の発表によると、台風の接近に伴って同国西部のパラワン島周辺で断続的な雨が降っていて、海は荒れているが、上陸する可能性は低いとみている。

 

 気象庁の予測でも、あす8日はほとんど停滞状態に入り、9日になると今度は西へ向かってゆっくり動き出し、来週11日にもベトナムに上陸し、12日にはカンボジアで熱帯低気圧に変わる見通しで、台風の進路では大雨になるおそれがある。

 一方、日本の最東端に位置する南鳥島近海を北上中の台風23号は、一時、中心気圧が905ヘクトパスカルまで下がって、猛烈な勢力に発達したが、北上するにつれて次第に勢力が弱まり、現在は930ヘクトパスカルだ。

 

 それでもまだ非常に強い勢力を維持しており、今後は進路を次第に北東寄りに変え、10日には温帯低気圧に変わると予想される。

 

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