宇宙

さよならリュウグウ 探査機はやぶさ2 きょう出発!地球帰還はいつ?(動画)

 約1年半にわたる小惑星観測を行った探査機はやぶさ2は、きょう「リュウグウ」を出発する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、2020年末に地球に帰還し、小惑星で人工的に作ったクレーター付近から採取した岩石や砂のサンプルを届ける計画だ。

 

 はやぶさ2は、2010年に小惑星イトカワの表面から微粒子を持ち帰った初代はやぶさの後継機として開発された。2014年12月の打ち上げから約3年半の旅を経て、2018年6月にリュウグウ上空に到着。

 1年半のリュウグウ滞在中、今年2月には1回目の着陸(タッチダウン)に成功。4月には、金属製の弾丸を衝突させて人工的にクレーターを作り、7月にはそのクレーター付近に2回目の着陸を成功させ、地下物質を直接採取した。(動画は2回目のタッチダウンのようす/JAXA)

 

はやぶさ2とサンプルは別々に帰還

 JAXAはこれまでの観測で十分な科学成果をあげ、出発準備が整ったとして、きょう13日午前10時をもって地球帰還をめざす。すでにエンジンを逆噴射させて、秒速10センチでリュウグウから離脱する指示が送られていて、今後5日ほどかけてリュウグウから遠ざかる予定だ。

 

 今月19日から来月2日にかけてイオンエンジンの試運転を行ったあと、3日以降は巡航運転を開始する。地球には2020年末に戻る予定だが、リュウグウの石や砂が入ったカプセルは、初代はやぶさ同様、大気圏突入時に探査機から切り離し、オーストラリアの砂漠に投下させるというから、最後まで注目したい。

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