環境

特定外来生物ツマアカスズメバチ 山口県で初確認 本州初上陸

 環境省は、特定外来生物に指定されている「ツマアカスズメバチ」のオスとメスのいる巣が、山口県防府(ほうふ)市で初めて見つかったと明らかにした。

 

 これまでにも九州本土では確認されていたが、本州では初めて。

九州本土で確認されていたが

 ツマアカスズメバチは、インドネシアやパキスタン、中国など東南アジアが原産で、日本に生息するスズメバチに比べると体は小さいものの、巣の大きさはキイロスズメバチの最大クラスに相当するもので、縦に長い涙型をしていて、夏から秋にかけて高い位置(最大で20メートル程度)で見つかることが多い。

 

 国内では長崎県対馬市で定着が確認されているほか、同県壱岐島のほか、福岡県北九州市や宮崎県日南市、大分県大分市など、九州本土で確認されているが、本州では今回が初めて。

本州では初めて

 環境省によると今月18日に、防府市新田の道路沿いで見つかったスズメバチの巣を駆除した業者が、中国・四国地方環境事務所にサンプルを送って専門家に調べてもらった結果、ツマアカスズメバチだと判明した。

 

 巣からはオスとメスの成虫が確認されており、繁殖可能な状態の新女王バチが周囲に飛翔した可能性があるという。このスズメバチは繁殖力や分布能力が高いことから、いったん定着すると根絶させるのは非常に難しいとして、疑わしい個体や巣を発見した場合は、自治体や環境事務所まで情報提供してほしいと環境省が注意を呼びかけている。

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