感染症

インフルエンザ 46都道府県で患者数急増 北海道は警報レベル

 国立感染症研究所は29日、インフルエンザに関する最新調査を発表し、全国46都道府県で患者数が急増していると明らかにした。このうち北海道では、保健所あたりの患者数が警報レベルに達している。

 

 国立感染症研究所によると、今月18日から24日までの1週間(第47週)に、全国5000カ所の定点医療機関を受診した患者の数は1万5390人。これを1医療機関あたりで計算すると3.11人になり、前週の1.84人に比べて急増した。昨シーズンは49週目に流行入りしているため、1年前の同時期に比べると患者数は6倍近いペースで増えている。

 

 医療機関あたりの患者報告数を都道府県別に見ると、1位は前週に引き続き北海道の10.12人だが、この1週間で2倍以上に増えた。次いで▽青森県(8.08人)、▽石川県(6.04人)、▽宮城県(5.14人)、▽山形県(5.13人)などと、北日本から北陸にかけて多い。

 

 国立感染症研究所では例年、定点報告を元に、全国の患者数をしているが、今年は患者数の把握が遅れている。しかし、46都道府県で前週の患者報告数より増えていて、北海道では警報レベルに達しているほか、14県で注意報レベルを超えている。

 

 一方、直近5週間で検出されたウイルスは、2009年に大流行した新型AH1pdm09が90%と大半を占めている。

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