気象

モーレツ発達中の低気圧「オホーツク海に居座る」えりも岬で最大瞬間風速38m

 オホーツク海で急速に発達中の低気圧の影響で、北海道ではきょう未明に日高のえりも岬で最大瞬間風速38.4メートルを観測するなど広い範囲で暴風雪が続いており、海は大しけとなっている。低気圧に近いカムチャツカ地方でも記録的な寒波となっている。

爆弾低気圧並みの急速な発達

 北海道の北には現在、間宮海峡とカムチャツカ半島の東方沖にふたつの低気圧が急速に発達中だ。一方、中国大陸に中心を持つ高気圧が西日本に張り出している影響で、日本付近は「西高東低」の冬型の気圧配置となっている。

 

 北の低気圧はオホーツク海をゆっくりした速さで東へ進み、あす(5日)には千島近海に到達する見込みで、北日本では日本海側を中心に今夜遅くにかけて雪を伴って非常に強い風が吹き、あす明け方にかけて海は大しけが続くと予想される。

 気象庁によると北海道各地ではこれまでに最大瞬間風速30メートル近い突風が観測されているほか、上川地方の層雲峡ではきのうからけさ4時にかけて、40センチを超える大雪が降った。今後も日本海側を中心に猛吹雪が続く見通しで、あす朝までの24時間に予想される降雪量は多いところで50センチ、更にその後も20〜40センチの雪が降るおそれがある。

 

 一方、二つの低気圧にはさまれたカムチャツカ半島では、海側を中心に最大風速25〜30メートルの暴風雪となっている。ロシア緊急事態省の発表によると、空港は現在まで平常通り運航しており、停電や通信網に障害は出ていないが、住民に対しては不要不急の外出を控え、車で移動する場合も注意してほしいと呼びかけている。

 

 あなたにオススメの記事

 編集部からのオススメ記事