火山

西之島「溶岩流が海へ流入」ふたつの火口で活動中 昨年を上回る地表温度

 

 昨年7月以来、約1年5カ月ぶりに活動を再開した小笠原諸島の西之島では、ふたつの火口が活発に噴火を繰り返していて、噴き出した溶岩流が海へ流入していることが海上保安庁の観測で明らかになった。

山頂火口と東側の火口

 海保が7日午後1時4分から同35分までの間、西之島の上空から観測を実施した結果、火山噴出物が積み重なってできた火砕丘の東側の火口から噴出した溶岩流が海岸線に到達して、海の中に流れ込んでいるのを確認。

 

 また、山頂火口からも数分おきに薄い灰色の噴煙と噴石が200メートルほど上空に上がっていたという。

 気象衛星ひまわりの観測によると、西之島付近は周囲に比べて温度が高く、それは昨年7月に小規模噴火を繰り返したときを上回って、2017年4月の溶岩流発生当時と同じくらい温度が上昇している。

 

 気象庁と海保は5日に噴火に伴う海上警報を発令して、火口から約1.5キロ範囲では、飛び散る噴石や溶岩流に十分警戒するよう付近の船舶に呼びかけている。

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