宇宙

太陽 極小期から「新25期」へ移行中!南北半球に黒点出現

 きょう26日は午後から全国で部分日食が起こる。現在の太陽活動は、黒点が少ない極小期の真っ只中だが、ここ数日間、南北両半球に新たな第25期の黒点が出現し始めている。

 

 太陽は黒点の増減やフレア(爆発)を繰り返しながら、平均して約11年(9〜14年の幅がある)間隔で活動している。黒点も同じ周期で増減を繰り返しており、黒点が多く出現するほど、太陽活動が活発だということを表している。

サイクル24からサイクル25へ

 ひとつの周期は、極小期から次の極小期までの期間を指し、それぞれの周期には1755年から始まった番号がつけられている。現在の「第24周期(サイクル24)」は2008年末ごろに始まって、2014年に極大を迎え、現在は黒点数が減少を続ける極小期の最中だ。

 

 太陽活動の観測を行っている情報通信研究機構(NICT)宇宙天気予報センターなどによると、今月24日ごろから太陽の南半球の左下に黒点が発生し、米国の専門機関によって、「2753群」と番号がふられた直後、北半球の右上にも「2754群」の黒点が出現した。

 国立天文台によると太陽活動の終盤では、黒点は赤道付近に出現し、次の周期の始まりには、前周期とは逆の並びの磁場を持った黒点が高緯度に出現することから、今回の黒点は、どちらも次の25周期のものであり、太陽が少しずつ新しい周期に向かって進んでいることが示された。

 

 衛星の観測では、太陽を取り巻くコロナと呼ばれる大気の層に変化はなく、フレアの発生も見られないことから、しばらくは磁気嵐の心配もなさそうだという。

 

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