宇宙

宇宙飛行士がとらえた流星群「ISSにぶつかりそう!」NASA

 

 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の女性宇宙飛行士クリスティーナ・コックさんは今月初め、カナダ上空を通過した際、眼下を通り過ぎる流星群を目撃した!北の空にはオーロラも輝いており、まさに光のページェントだ。

 

 この写真は今月4日、カナダのエドモントン上空を飛行中のISSからオーロラを撮影中、偶然とらえられた「しぶんぎ座流星群」の光跡。

 

 しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群のひとつで、日本では正月休み最後の5日の夜明け前に出現したことから、見逃した人も多いはず。

ISSから流星を見る

 NASAの流星研究者によると、宇宙空間ではたびたび流星が飛んでいるが、小さな石粒なので、ISSの宇宙飛行士が目にすることはないという。唯一、見られるとすれば、コックさんのように地球を見下ろした場合、石粒が大気に触れて燃え尽きる瞬間に放つ光跡によって、流星だと認識できるそうだ。

 

 流星のほとんどは地球の周りを通り過ぎる彗星から発生している塵や石粒だが、しぶんぎ座は2003年に発見された小惑星「2003 EH1」が母天体だと考えられていて、この小惑星が太陽のまわりを周回するときに放出した塵が流星群の元になっているという。

 カナダ人宇宙飛行士クリス・ハドフィールドさんはかつて、「宇宙から流星を見ることは、射撃場の的になるような恐ろしい気分だ」と語っているが、ISSは機体を保護する特別な装甲システムを備えているため、流星がぶつかる可能性は極めて低いという。

 

 最も危険なのは、宇宙飛行士が船外活動を行うときだが、そのリスクを回避するために、NASAでは流星の監視活動を行っている。(動画は女性宇宙飛行士としてISS滞在記録を更新するクリスティーナさんのようす)

 

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