感染症

次は鳥インフル 中国湖南省で高病原性「H5N1亜型」ヒトへの感染の可能性

 新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大するなか、湖北省の隣の湖南省の養鶏農家で「H5N1亜型」の高病原性鳥インフルエンザが発生し、これまでに4500羽のブロイラーが死亡していたことが明らかになった。このウイルスはトリからヒトへ感染する能力を持っており、中国では過去にもたびたび集団感染が報告されている。

 

 中国農業農村部の1日の発表によると、高病原性鳥インフルエンザが発生したのは、中国内陸部に位置する湖南省邵阳市双清区のブロイラー農家で、飼養されている7850羽のうち、これまでに4500羽が死亡。感染拡大を防ぐため、近隣で飼養されている1万7828羽の殺処分が行われたと伝えられている。

 

 中国では1996年に広東省のガチョウ農家で初めてH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザが発生して以来、定期的に流行しているうえ、2013年以降は、H5N2亜型やH5N6亜型、低病原性のH7N9亜型など、さまざまな遺伝型の感染があいついでいる。

 

 今回、湖南省で報告されたH5N1亜型をめぐっては、トリからヒトへの感染も発生して、中国本土だけでなく香港やベトナムでは死者も報告されている。

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