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「ふぐの白子」に猛毒の卵巣混入!新潟の水産加工会社が出荷

 新潟県は27日、村上市内の水産加工会社が業務用として出荷した「真ふぐ」の白子の中に、猛毒の卵巣が混入していたことが判明したとして自主回収を発表した。県内8カ所の卸売問屋が購入しており、県外の販売先については調査中だ。

 

 ふぐの卵巣が混入した白子を販売していたのは、新潟県村上市の水産加工会社「マルト鮮魚」。県福祉保健部によると、1月14日、2月17日、2月22日までの3回に分けて、石川県産の真ふぐの白子(精巣)を処理した商品3kgと2kgを、それぞれ発泡スチロール製の箱に入れて業務用として販売。その中に食中毒を起こすおそれがある卵巣が混入していたことが27日に明らかになった。

 

 これまでの聞き取り調査で、商品は県内の新潟市や三条市、長岡市の卸売会社や鮮魚店など8カ所に販売されており、県外分については現在調査を進めている。新潟県は「販売先で小分け詰めされた商品を購入した人で保管している方は、決して食べずに販売元に返品して」と注意を呼びかけている。

 

 ふぐは種類によって、食用可能な部位が異なり、真ふぐの場合は有資格者が調理したものであれば、白子は食べられるが、卵巣には猛毒のテトロドトキシンが含まれている。しかし石川県ではその卵巣を塩漬けやぬか漬けにすることで珍味として食べる文化がある。

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