火山

霧島連山の新燃岳で火山性地震が急増「火山活動の高まり」

 

 宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の新燃岳では、きのう(23日)午後から火山性地震が急増しており、1日あたりに観測された地震の回数は70回に達した。気象庁は「火山活動が高まった状態」だとして、火口周辺への立ち入りを規制している。

 気象庁によると、新燃岳では今月16日に30回、17日に55回の火山性地震が観測されているが、それ以後は多い日でも15回前後にとどまってきたが、23日には1日あたりに観測された地震の回数が70回に達した。

 

 震源は火口直下だと推定されており、火口の西側斜面に見られる割れ目からは、白い噴気が立ち上る状態が続いている。割れ目の周辺では高温の地熱域が拡大していて、火山活動が高まっている可能性が高い。

 

 これまでのところ、過去の噴火時に見られたような地下深くでマグマが蓄積していることを示す地殻変動は観測されていないが、気象庁は引き続き、噴火警戒レベルは「2」としながらも、火口からおおむね2キロ範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。

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