事故

アラファト氏遺体からポロニウム検出 毒殺説裏付け?

 中東のテレビ局アルジャジーラは6日、スイスの研究機関の鑑定によって、2004年に死去したパレスチナ自治政府のアラファト前議長の遺体から、猛毒の放射性物質ポロニウム210が通常より高い水準で検出されたと報じた。

 

 アラファト前議長の死因については不明な部分が多く、アルジャジーラではアラファト前議長のスーハ夫人の協力を得て、前議長の遺品をスイスの研究機関に持ち込むなど独自の調査報道を行なってきていた。

 

 アルジャジーラは、このスイスの研究機関による鑑定報告書全文を自社のサイトに6日付けで掲載している。

 

 またパレスチナでは、市民の間にイスラエルによる前議長の暗殺説が広まっており、今回の鑑定結果でイスラエルへの反発が高まることが懸念されるが、これに対しイスラエルの外務報道官は6日に「イスラエルとは無関係」と反論している。

 

 今回検出されたポロニウム210は、旧ソ連のスパイ アレクサンドル・リトビネンコ氏が英国亡命中に毒殺された際にも用いられている。

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