気象
黄海に低気圧 北日本から西日本で25日は暴風高波に注意
2013年11月24日 17時30分
前線を伴った低気圧の影響で、25日は北日本から西日本にかけて沿岸部を中心に非常に強い風が吹き、海上はしける見込みで、気象庁は暴風や高波、局地的な大雨に注意を呼びかけている。
気象庁によると、中国と朝鮮半島の間の黄海に前線を伴った低気圧があり、発達しながら北東に進んでいる。この影響で、寒冷前線が日本付近を通過。前線に向かって湿った空気が流れ込み、西日本と東日本は大気の状態が非常に不安定になるとみられる。
24日夜遅くから九州北部で非常に強い風が吹き始め、25日は全国的に沿岸部を中心に風が強まる見込み。予想される最大風速(最大瞬間風速)は、以下の通り。
近畿地方 陸上20メートル(35メートル)
海上25メートル(35メートル)
四国地方 陸上18メートル(30メートル)
海上23メートル(35メートル)
北海道地方 陸上18メートル(30メートル)
海上20メートル(30メートル)
九州北部 陸上15メートル(30メートル)
海上20メートル(30メートル)
また、予想される波の高さは、北海道で5メートル、近畿と四国、九州北部、沖縄で4メートル。
前線の通過時を中心に、局地的に雷を伴う激しい雨が降る恐れもあり、沖縄では25日午後6時までの24時間に多いところで100ミリの雨が予想されている。