医療技術

デング熱ついに100人超 「妊婦は要注意」と学会が呼びかけ

 厚生労働省は11日、デング熱で新たに感染者が7人確認され、計103人になったと発表した。感染は日増しに拡大しており、日本産科婦人科学会は「妊娠中に感染すると重症化するリスクが高まる」として、妊婦に注意を呼びかけている。

 

 同学会はホームページで、妊娠中の女性は免疫力が低下しているため、妊娠していない女性に比べ重症化しやすい傾向にあると指摘。妊婦に対し、デング熱の感染がわかった地域で蚊に刺されないよう長袖・長ズボンを着用するよう勧め、「虫除けスプレーを使っても問題はない」と呼びかけた。

 

 ただ、デング熱で重症化するケースは0.5〜1%程度とそもそも低く、国内ではこれまでに死亡例はないことから、「過度に不安を抱く必要はない」としている。

 

 また、厚労省によると、新たに感染がわかったのは東京都や神奈川などの男女7人。いずれも代々木公園周辺で感染したとみられる。厚労省はこれまで、代々木公園に隣接する目黒区や世田谷区など10ヶ所の公園で蚊の捕獲調査を実施したが、ウイルスを保有する蚊の報告はないとしている。

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