歴史

スコットランドで金銀財宝を発見! 1000年前のヴァイキングか

 宝探し好きなイギリス人がスコットランド南西部の教会の敷地で、1000年以上昔の中世ヨーロッパのヴァイキングが隠したと思われる装飾品などの財宝を発掘し、全英が注目している。

 

 発見したのは元実業家デレク・マクレナンさん。金属探知機を使って地中のお宝を探し出すのが趣味のマクレナンさんは先月、ダムフリッシャーにあるスコットランド教会の敷地内で、深さ約60センチの地中から金銀製の腕輪やブローチ、腕章など100を超える装飾品を掘り起こした。

 

 スコットランド国立博物館の財宝研究チームが調べたところ、これらの財宝は9世紀から10世紀ごろに作られたもので、アイルランドやスカンジナビア、中央ヨーロッパなどさまざまな地域から、数世紀にわたって集められたものではないかと見ている。

 

 財宝の中には神聖ローマ帝国の成立より古い銀の容器や、初期キリスト教の装飾が刻まれた十字架もあり、研究チームでは「19世紀以降にスコットランドで見つかったヴァイキングの財宝としては最大規模。イギリスだけでなく、西ヨーロッパ全体にとっても意義がある発見」と述べている。

 

 発掘者のマクレナンさんは、同じ場所で去年にも300個近い中世のコインを見つけていて、今回発見した財宝は博物館に売却される予定だが、利益は敷地の所有者の教会と分け合うことにしているという。

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