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リニア中央新幹線 国交省が着工認可 2027年開業ヘ

 2027年に東京―名古屋間を結ぶ「リニア中央新幹線」の開業について、国土交通省は17日、JR東海が申請していた工事実施計画を認可した。最高時速500キロを可能にする超電導リニア技術が鉄道に導入されるのは世界初。

 

 リニア中央新幹線をめぐっては今年8月、JR東海が建設工事の計画を申請し、国交省で「技術基準への適合」や「環境への配慮」「工事費や完了予定時期」について審査した結果、計画を妥当と判断した。

 

 国交省の太田明宏大臣は17日午前、JR東海の柘植康英社長に認可書を手渡し、「リニア中央新幹線によって、三大都市圏の人の流れが劇的に変わり、国民生活や経済活動に大きなインパクトをもたらす重要な事業だ」と期待を伝えた。

 

 JR東海では今後、沿線住民への説明会や用地買収に着手し、来春以降、本格的な工事を始める。東京―名古屋間は距離にして286キロで、最速40分で結ばれる見通し。旧国鉄時代の1963年から技術開発が進められてきたリニア高速鉄道の夢は、半世紀以上を経て2027年に実を結ぶ。

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