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ロンドン塔が血の花で染まる?大戦から100年の追悼アートで

 テムズ川の岸辺にたたずむロンドン塔といえば、罪人を幽閉し、処刑してきた監獄として知られる観光地だが、この恐ろしい歴史を背負った中世の城壁が約90万本もの真っ赤な花に覆われる様子が話題になっている。

 

 実はこれ、第1次世界大戦へのイギリス参戦100年を機に戦死者を追悼しようと、今年8月から始まったアートプロジェクト。陶芸家ポール・カミンズによって制作されたセラミック製のポピー(ケシ)の花で、ロンドン塔の周囲を埋め尽くそうというもの。

 

 終戦記念日の11月11日を目指して、戦死した英国兵士の数と同じ88万8246本がボランティア8000人の協力で毎日少しずつ植えられ、赤いじゅうたんで塔を囲む堀が埋め尽くされる様子が人々の目を楽しませている。今月中旬にはエリザベス女王夫婦も現地を訪れたと伝えられている。

 

 なお、ポピーはイベント終了後に洗浄して、ロンドン塔の公式ホームページを通じて1本25ポンドで販売されるという。

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