気象

強い台風22号 フィリピンを直撃 100万人以上が避難

 7日、フィリピン中部を直撃した非常に強い台風22号は、8日から9日にかけて北部にある首都マニラに接近するおそれがあることから、フィリピン政府では100万人以上を避難させるなど警戒を強めている。

 

 日本の気象庁によると、台風22号の中心気圧は980ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。また、中心から70キロの全域で25メートル以上の暴風域を伴いながら、1時間に15キロの比較的ゆっくりとした速度で北西に進んでいる。

 

 フィリピン国家災害対策局によると、この台風の影響で中部ヴィサヤ諸島イロイロ州では、1歳の女の赤ちゃんと65歳の男性が死亡。約106万人、23万世帯が避難所で過ごしている。

 

 現地ではルソン島南部から、最初に台風が上陸したサマール島などの広い範囲で、電柱が倒れて停電になったり、土砂やがれきが道路を分断する被害が出ていて、現地に救援物資を運ぶトラックのために軍隊も出動して経路確保を進めている。

 

 フィリピン中部では、2013年11月に直撃した台風30号(ハイエン)の影響で、死者や行方不明者が7000人以上に上る甚大な被害が出ていることから、政府は今回、早めに避難を呼びかけるなど警戒を強めている。


 現在、台風は北西に進み、次第に首都マニラに接近する見込みで、フィリピン政府は8日、マニラ周辺のすべての学校を休校にして、警戒にあたっている。

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